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残心

残心

 

皆様聞いた事があるかもしれませんが、

 

私は昔 剣道の方に教えてもらった言葉です。

 

"この言葉の意味は? 心を残すのか? 心を残してはならないのか?

 

打った後も そこで終わりではなく

 

隙を見せずいつでも反応 反撃できる状態をつくっておく。(残す心)

 

打つには心を残さず全力で打ち込む。(残さない心)

 

二つ意味があるようで

 

私的な考えで "心を残していなそうで残している。"

 

というのが一番良いのではないでしょうか。

 

打つ時わざと心を残そう残そうとするのは

 

残心ではない。

 

剣術の例えで茶碗に水が入っていて ゆっくり少しずつ茶碗

 

一滴の水(心)を残そうとするとその一滴まで流れしまう。

 

わざと残そうとするのではなく…。

 

勢いよく 茶碗の水を迷いなく流すと

 

水は一滴二滴残っている。

 

これは、迷いなく打ち込める人には自然に残心が残り

 

迷いなく打ち込めるのだから自然体で

 

無理のない体勢や状態でありいつでも次に変化出来る。

 

迷いがあると打つのか守るのか

 

頭が考えている状態で残心どころではないでしょう。

 

迷いなく自然が究極なのかもしれませんね。

 

剣術 弓道だけでなく 薙刀 武道 武術 全てに

 

いえる事ですね。深い

 

道はまだまだ遠い。

 

長いひとり言 #詠春拳 #中国武術