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羊のお話

二字紺羊馬 イージーキムヨンマ

詠春拳では内股になり膝をギュ~っと内にいれ

締め付けを重視に練習したりします。

 

二字とは既に内になっている状態

/ 二 \

紺とは挟む

脚の内側で羊を挟む立ち方

(挟むであって締め付けではないという事。)

 

簡単に言えば "ニ字で羊を挟む立ち方"

ではどの様な状態なのでしょう。

 

初めは膝の締め付けばかり練習しますが

これは もちろん大事な事です。

締め付けばかり意識してしまうと

サイド(外)からの力にも弱く、

膝が前にいきバランスをとるために

身体が沿ってしまったり鼠径部が伸びたりもします。

 

サイドから両膝を引っ張られても

サイドから両膝を内側に押されても

ビクともしない脚にするのが目的です。

 

大人しい羊、逃げようとしている羊、

暴れようとしている羊をどうしたらよいか?

動かなくなるように絞めつけてしまうのか?

 

羊が暴れ足から逃げてはならず

締め過ぎてぐったりさせてもならず

その中間を求めます。

逃げようにも逃げれない暴れようにも暴れられない状態です。

 

対人練習になると \二/ 逆ハの字になってしまう方などいますが

この基本が出来れば自由な動きが広がると思っています。

 

太ももや膝で何とかコントロールするとかではないので

イージー(easy)ではないです。

 

やり方は教室で。